新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査
第1章第1節で感染症の影響下での全般的な満足度の変化について、男女別・年齢 別・地域別等の特徴を分析する。第2節以降では個別分野の満足度と生活の質との関 係を分析する。第2節では社会とのつながり、第3節では所得や雇用、第4節では健康そ の他の分野を取り上げる。
第2章では、2019 年 7 月公表の「満足度・生活の質に関する指標群」を、主観的指標を 含める形で改定したものを示すとともに、諸外国・地方公共団体の指標群例を紹介する。 本年 6 月に閣議決定した骨太方針 2021 では「政府の各種の基本計画等について、
Well-being に関するKPIを設定する。」とされ、本年 7 月には Well-being に関する関係 府省庁連絡会議が発足した。今後の我が国の政策立案において、満足度・生活の質とい った Well-being に関する調査分析を活かしていくことは益々重要になっていくと考えられ る。本報告書が、そうした調査分析の1つとして活用されることを期待している。
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